自衛隊北方演習視察

今年7月、陸上自衛隊の演習視察に行く機会を得ました。場所は北海道矢臼別。釧路と根室の中間にあって別海町というところです。セントレアから飛行機で女満別空港へ。そこに自衛隊の方に迎えに来ていただいて車に乗換え。車と行っても自衛隊用の車両。普段はオープンで、このときは幌で覆われたもの。後ろの荷台に取り付けられた座席に横向きに座るのです。基本的には車内ではヘルメット着用。走っている時の車中はかなり大きな声で話さないと聞こえません。休憩を兼ねて所々観光し宿営地である矢臼別演習場へ。7月というのに気温は14度ほどしかなく肌寒い。まずは今日眠るテントに案内され迷彩服に着替え。今日明日の予定を聞きます。そして演習場内を車で案内されました。何と大阪市の1/3の面積。東西は約30km。これは迷ってしまいそう。その日は東日本大震災で活躍した仮設浴場に隊員の方々と入浴。50名ほど入っていたでしょうか。自分の体の無様さというか老いた姿にガッカリ。気を取り直して夕食会に臨みました。1,600kmも離れた津の町から激励に来てくれたと北海道の海の幸で歓迎を受け、その日は就寝(ちょっと自衛隊っぽい!)に。夜は10度を下回るかも知れないと言われてテント内の簡易ベッドで毛布と寝袋に包まっておやすみなさーい。
朝、6時前に起床。曇ってはいるけど気持ち良い。6時になると起床ラッパが鳴り、続いて国旗掲揚。国旗に注目し掲揚後は一礼。さあ行動開始。簡単な朝食をいただき早速訓練視察。視察するのは爆破訓練と。爆薬を使う危険な訓練で緊張。本物のヘルメットを被るよう指示されるが重いのなんのって。被っているだけで首にこたえます。設置を見た後、200m程離れたコンクリート製で、小さな防弾(?)ガラスの窓がある建物に避難。係の方の合図に耳を塞ぎながら爆破状況を視察。耳を塞いでも音は凄い。しかしその振動たるや想像をはるかに超えるもの。続いて敵が作った障害物を仮想してそれを爆破撤去する訓練。火薬の量はこちらの方が少ないが100m程のところで爆破するので、もう凄まじいこと。見事に爆破撤去完了。この訓練を午前中視察して昼食をいただき演習場を後に。
昨日の車両に乗り込み一路納沙布岬へ。曇っているのに北方領土の島影がはっきり見え、自分も歯ぎしりを噛みました。その後は網走のホテルへ送っていただき。普段の生活に戻ったのですが、安心して働き、生活出来る裏では国防はもとより災害対応や私たちの財産を守るために日夜訓練に励んでいる彼らの存在があることを忘れてはならないと身を持って感じることが出来ました。改めて自衛隊の皆さんに感謝です。ありがとう。

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