歳相応

　11月22日、二十四節季の小雪が来たら急に寒くなりました。秋も深まって来たものの、暖かいこともあって衣類を完全に冬支度は早いように感じるし、ちょっと薄着では寒いようだしと迷っていたのが、有無を言わさず「冬物」となりました。季節はうまく調整しますね。この文章を書いている部屋は北側なので昼間ですが暖房が入っています。
　実はここのところ体調が優れずにいます。思い起こせば今月初めに喉の痛みと声が出なくなって一日休ませていただきました。風邪もひき掛けだったし、ずっと溜まっていた疲れが原因だとわかっていたので、さらに一日休養すれば良かったのですが、翌日の予定を断ることができずに頑張ってしまいました。ダメですね、いけないとわかっていても一度出勤してしまったらもう全開。せめて夜の宴席だけでも断ればよいのに「かんぱ～い！」。休まる訳がありません。どうもその付けだと思いますが、寒くなったこともあって昨日から喉が同じ症状に。今回はお休みをいただいても可能な土曜日曜なので休養出来ました。
　考えてみたら来週は一つ歳を取る週です。だんだん古希が近づいてきます。これは無理をしてはいけないなと改めて思いました。転ばないよう極力足を上げて歩くようにし、自分の肩幅より広い溝はよく注意して跨ぎ、高いところのものはしっかりした足場を整え、できれば自分を支えてくれるものに掴まって取るようにしないといけない年齢になってきたのです。頭の中では大丈夫でも、身体の方は…。歳相応ですね。高齢社会の、それも長寿高齢社会の一員となる訳ですから、世の中の邪魔者になってはいけません。周りの方々に、ちょっと動きが遅くなったことは辛抱していただいて、それ以外迷惑をかけることの無いようしっかり頑張ります。「まだ若いんですから！」、ムッ？？？。