めっきり涼しくなった、と思いきやまた暑さがぶり返しています。季節の変わり目ですから、体調管理には気を付けましょう。もう10月になってしまいました。神無月で、全国の神様が出雲へ行かれて神社が留守になるともいわれます。出雲だけは神在月(かみありづき)なのですね。この神様が出雲の集まるという伝承は、平安末期の「奥義抄」に記されていると言います。神々は集まられて、先づくりや縁結びについて話をされると伝えられています。
しかし何故出雲なのかと思い調べてみました。そうしたら、出雲の国は大国主命(おおくにぬしのみこと)が治めていて、とても繁盛していたそうです。それを見ていた高天原(たかまがはら)の天照大神(あまてらすおおみかみ)は、元々伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)が造った国で、自分たちが治めるはずだったと言って面白くありません。そして大国主命に国を譲るように迫ったと言います。そこで大国主命は、自分が治めている現世(うつしよ)の政(まつりごと)は天照大神が治めてください。これからは隠退して幽(かく)れたる神事を治めますと言われたことが全国から神々を迎えて会議をすることだったのではという説があるようです。大国主命が譲って、天照大神が良いところを取ったことになります。実際に私は島根の方に「出雲は伊勢に滅ぼされた」と言われたことを記憶しています。冗談だと思っていますがね。まだ他にも説はあるようです。しかし地元の神様が留守では困ると思いましたら、出雲には行かずに恵比寿様や金毘羅様、竈神、道祖神は残ってみえるようなので安心(?)です。
先日自民党の総裁選挙がありました。コロナ禍のこのような時期に行わなくてもという声もあったようですが、新しい総裁に岸田さんがなられました。より良い国づくりを期待したいと思います。私にはよくわかりませんが、選出される過程には、過去の経緯や派閥の力関係、議員自身の優位性を考えた思惑で決まっていくのですね。神様同士の中でも前述のようなやり取りがあるのですから、私たちの現世に取った取られた、気に入る気に入らない、面白い面白くないなどがたくさんの感情が渦巻いているのは仕方ないことかも知れません。あっ、こんなことを言って罰が当たるといけません。新しい月を無事に迎えられたことに感謝して毎日を過ごしましょう。
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寒い日が続きました。あまりに強く長い寒波だったので北陸、東北、北海道はどのような状況なのか心配になりました。雪が必要なスキー場で雪が多過ぎるため営業を止めたり、スキー場へ行く道が通行止めになってしまったりと聞きました。 … 続きを読む
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