食料問題と紛争

 毎朝愛犬と散歩するコースに東に向かって200メートルほど歩くところがあります。1月には歩いていく方向の右手から上がっていた朝日が、今はかなり北に寄って左手から上がるようになりました。明るくなる時刻ではなく、明るくなっていくスピードも速くなりました。本当に太陽が最も高くなる6月に向かって、毎日の日の出が弾んでいるように感じます。何かワクワクさせてくれます。先日桜満開の京都に出掛けました。おいしい料理をいただき、華やかな「都をどり」を鑑賞するという、まさに身体中春爛漫の二日間でした。と思っていたら、昨日岩手で気温30度だったそうです。確かに私たちの周りも少し動くと汗ばみましたね、
 気温が上がるのは着るものや省エネには気を使いながらのエアコンなどで対応できますが、ここのところの物の値上がりはどうでしょう。多くの食料、いやほとんどが値上がりです。生産のための原材料や輸送コストが上がり、コストを抑える限界を超えれば、値上げになってしまいます。先日玉ねぎが4個100円だったのが275円になったと聞きました。テレビの取材を受けてみえる主婦の方は、「玉ねぎは買いません。」ときっぱりでした。
 先週国連食糧農業機関(FAO)が3月の食料価格は2か月続けて最高値を更新と言っています。食料危機という言葉も見え隠れします。今日も小麦の値上げの新聞記事がありました。十分な食べ物がない人が世界で7億9,500万人いると言います。世界の9人に一人だそうです。食料不足に苦しむ子どもたちがますます増えるのではと心配です。小麦の生産で「欧州のパンかご」と呼ばれるウクライナ。紛争の真っただ中です。収穫が出来ません。他にも地球上のあちらこちらで紛争が起きています。紛争がなければより多くの食料を供給できると思います。早く紛争を終わらせ、平和を取り戻し、世界の隅々まで食料を行きわたらせること、明日を夢見てワクワクしながら生きてくれる子供たちがすくすく育つ環境を作り出すことが大切です。私たちは、平和のありがたさを改めて知ると共に、食べ物を無駄にしないよう心掛け、ありがたさを噛みしめて日々の食事をいただきましょう。誰かが言っていました、「病気は医者で治せるが、飢えは医者では治せない」と。

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