線状降水帯予測

 愛犬の散歩の道中で、紫陽花が濃いピンクのきれいな花を自慢げに咲いています。もう6月です。未だこの辺りは梅雨入りしていませんが、間もなくその発表はあるのではと思います。沖縄や奄美地方は既に梅雨入りして、大雨が降っていると聞きます。
 近年よく聞く言葉で線状降水帯というものがあります。昨日6月1日から10月まで気象庁は、14の研究機関と連携して線状降水帯予測を始めると発表しました。全国を11の地方に分け、発生の可能性が高まる半日前から6時間前に発表して住民の早期非難に役立てるというものです。的中率は4分の1ほどとされていますが、予想が外れる「空振り」の方が良いわけですが、「見逃し」というのもあるようなので気象状況の確認は常に必要なこととなるのでしょう。線状降水帯は、長さ50~300km、幅20~50kmほどになる帯状の雨域のことを言うそうです。暖かく湿った空気の流入が続いて積乱雲が列をなすように次々と発生することで形成され、数時間にわたって同じ場所に激しい雨を降らせます。2014年広島での土砂災害、16年の西日本豪雨、20年球磨川氾濫を招いた九州豪雨などで多くの犠牲者が出ています。7~9月の多発が特徴で、地球温暖化による気温や海水温の上昇が背景にあるのではないかと言われています。気象庁は、今後も観測・予測技術を向上させて、2024年には都道府県単位、29年には市町村単位での発表を目指すそうです。
 このところ今までとは降り方が異なる激しい雨を感じますが、災害が発生しないうちに避難できれば、それに越したことはありません。昔から怖いものは、「地震、雷、火事、おやじ」と言われましたが、「おやじ」はランク外に転落、代わりに大雨が入って、怖いものの今は「地震、雷、火事、大雨。突風加わり、そして人」。ああ、クワバラクワバラ!

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