ちょっと先の楽しみを

　新年あけましておめでとうございます。昨年も私の拙いブログにお付合いいただきありがとうございました。今年も折に触れて思ったこと感じたことなどを綴っていこうと思います。よろしくお願いいたします。
どうしても「昨年は・・・」と始まるのですが、昨年は大変な年でした。元旦の楽しい団欒のときを大きな地震が襲いました。懇意にさせていただいている自衛官の方も復旧支援でその日のうちに現地に向かわれ、確か２月末頃まで戻ってみえませんでした。後に大変だったことは聴かせていただきましたが、やはり言葉では語りつくせないことのようでした。一日も早い復旧復興をお祈りします。
　そのようなことが起き、日本中が心を痛め塞いでいる時に、政治資金の問題で特に自民党の政治家は何を考えていたのでしょう。私の推察ですが、次なる地震が起きたらどうしようではなく、政治資金の問題が大きくなっていく中で自分が何か問われやしないかと考えていた議員（らしき）は多かったのではないのでしょうか。たった収支報告をきちんとすればどうってことはなかった訳です。ばかばかしい話です。やはり欲にまみれた政治家のような顔をした詐欺師たちは潔く辞職するか、私は詐欺が特技です。人を騙すなら是非私をお使いくださいと自分に怪しい商号屋号を明確に掲げて活動していただかないと、いつも騙されるのは何の力もない民です。選挙で議席が減ったのは当たり前。日本の国民は未だ優しい。もっときついお灸をすえるべき。これを書き出すと止まりません。このくらいにします。
「闇バイト」。役割を細かく分担する事でその部分の違法性というか、悪事感を減らして若者に関わらせ、その若者の一生をダメにしてしまう。細かく分担という、ある意味切り分け切り取りはマスコミが有名人や政治家などを悪く取沙汰するときに使っていると思っていますが、それにしても情けない話です。そして金庫番が盗人だった金融機関もありました。利用者は少ないようですが、聞くと貸金庫というのは、人に知られたくない財産とか、情報を安全に保管できるところで、逆に貸金庫で何盗まれても借主が被害にあったことを言えないこともあるようです。それも結構長い間行なわれていたと聞きますから、どこにも肝心なところで、大きな落とし穴があるのですね。怖い怖い。
　地震のことを書きましたが、気候変動による異常気象のことも見逃せません。地震の被災地は復興途中でまた豪雨災害に見舞われました。神様がいるとしたらあまりにひどい仕打ちです。訳の分からない殺人事件も多くあります。戦争も治まるどころか拡がっています。自然災害以外はすべて人間が欲に目をくらませての話です。何かする前にちょっと止まって、何かするときにもう少し大きく、何かしたことであたりに悲しむ人はいないかを考えてくださいとお願いしたいです。
　今年は国としても現状では難しいと思われる名誉や名声を望まず、しっかり準備したことが整い、未来に成果が出るという希望に導いていく年だと暦で読みました。私たちを惑わす目先の「欲」を、ちょっと先の楽しみの「良く」にしていきたいものです。いい年にしましょうね。

「あんた、今年はどんな年になるんやろな。けどもう入院は嫌ですに！」
「ほんまやな。わしも入院はゴメンやわ。ほんなら一年無病息災を念じてお神酒で清めましょか」
「またこれや、ほんまに。けど飲めんようになったら終いやでな。ただ程程にしときなはれな」
「わかってるがな」　（こうやって毎年が始まっていくのです）