長嶋茂雄さんの訃報が流れました。なんか寂しい思いです。熱烈な長嶋さんのファンだった訳でも、心底野球に入れ込んだ訳でもありません。しかしポカンとしてしまいます。テレビでは長嶋さんと関わりのあった方々が様々な思いを話されていますが、どの方も仰るのは明るくしてくれたと言われます。
私も小学生の頃は野球少年でした。小学校や近所の子たちとチームを作り、草野球に興じていました。親に無理を言って作ってもらったユニフォーム。それぞれに違うユニフォームなのに背番号はみな「3」でした。何のための背番号なのですかね(笑)、誰もそれがいけない等と言いません。大らかにそれぞれが楽しく野球少年をしていました。いい時代だったと思います。
それから60年以上が経ちました。その間、長嶋さんはずっと野球少年だった子ども以外の子どもたちにもヒーローであり続けてくれたと思います。ありがとうと感謝を伝えたいです。「絵になる男」っていうのか、とぼけたことを言ってもしても様になる。本業はプロ野球選手なのに下手な映画スターよりスターでした。多くの人が巨人ファンではなかったけれど長嶋は好きだったとか、テレビに長嶋が出ているとチャンネルを止めたなどと話してみえます。このようなスーパースターが今後現れるのでしょうか。もし長嶋さんに政治家になるという話があったらどうしたかって考えました。「長島さん、今度の選挙にでてくださいよ」と総理大臣ぐらいが聞くと、「いやあ、まあその、何と言いますか、バット持って国会に行くと守衛さんに取り上げられてしまうのでワッハッハ」と断られたでしょうね。凄い方でした。自分の分をきちんとわきまえ、自然に自分の振る舞いでサラッと表現される方だった気がします。
人の命はいつか果てます。しかし長嶋さんのような方は語り継がれていく人なのでしょうね。今の政府の支持率とはかけ離れた支持率。それは世の中の人に夢と希望を与え続けたからだと感じます。今の政治家は長嶋さんを見習い、ブレることなく、長嶋さんが見つめていた野球を、国、そして国民に替えて夢や希望を与えることが出来るかどうかもう一度考えてください。出来ないのなら即刻政治家を辞するべきだと思います。「○○さん、あんたが辞めても誰も困らないよ!」。
「おいオマエ、なんか寂しいな、長嶋さん死んでもて」
「うん、せやな。野球のことわからんあたしでも長嶋さんのことはわかるし、寂しいわ」
「せやろ、なんかパッと明るなる気がしたやん、長嶋さんが出てくると」
「せやな、喋りもおもしろかったしな。何言うてんのって感じで」
「今日は特別に一杯やろか、長嶋さんにお疲れさん言うて」
「なんでも飲みにつなげる人やな。けど飲めんようになったらアンタも逝ってしまうやろでな。せやけど人のことばっか言うとらんと、アンタも後世のためになることせんとな」
「はいはい、ようけ飲んでようけ税金払ろてるだけではアカンか」
「アカンさ。今の政治家、税金どこに遣いよるかわからへんから」
「せやな、なんか余計に寂しなって来たわ」
「そんなん言うてへんと飲みましょ、飲みましょ。うちも今日はいただきまっせ グィーッ!」
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