ここのところ何かに追われているような気がして、全く落ち着かない時間が続いていました。原因は何なのでしょう。会合で依頼されていたスピーチのせいかと考えましたがそうではないようです。一つ考えられるのは人の集まるところに行くことかも知れません。しかし今までの私は人の集まるところに好んで出掛け、人との触れ合いを楽しんでいたのに何故なのでしょう。自分が先頭に立って仕事をしてきましたが、最近先頭から引いているからでしょうか。それなら楽になるはずです。このブログも9月はとうとう書けず、10月ももう月末になっています。勿論その間に入院手術などがあったこともあります。それにしても、「よし、やろう!」などという気分になれなかったのです。自分でもどうしてしまったのだろうと考えてしまいます。
ある方にそのような自分を話したら、それは心底疲れていて、回復のための充電期間を身体が欲しているのではと言われました。その期間は、今まで生きてきた分の疲労だから回復までには相当時間が掛かるというのです。そのように言われれば、そうかもしれないなと変に納得してしまう自分がいます。今までは「そんなことはない!」と動き出していたのに・・・。
「回復」という言葉ですが、一度失ったものを取りもどすこと。元のとおりになることとあります。改めて振り返ってみますと、去年2度、今年も一度病院のお世話になってしまいました。確かに身体が悲鳴を上げ。回復しないまま過ごしているのかも知れません。先日主治医にこんなことを言われました。「辻さんは、未だ若いのだから今日から先を健康で楽しく過ごせるようにしないといけません」と言われるのです。「私はもうじき後期高齢者ですよ」と話しましたら、「何も自分で決めることはないでしょう、年だなんて。そりゃ年をとったのですから、疲れます。疲れを回復しようとすれば、若い時以上に時間が掛かります。辻さんはもう、アクティブではなく、『確実に』が似合うのです」って。「そんなことないよ!」と言い返したいのですが、変にそうなんだと思ってしまう部分があるのが本音です、気に入りませんが。
「おぉ~い、オマエ。今日は飲もや!」
「アンタなんですのや、大きな声で。ははぁん、病院でなんか言われはったやろ。言うてみい」
「何もないわ!。けど気に入らん!」
「どうせ、若いもんと一緒にしてたらアカンて言われたんやろ」
「なんでオマエにそれわかるんや」
「当たり前やないか。いつもあれせなアカン、これせなアカン言うてイライラしてるもん。
周りのことも考えて欲しいわ、ホンマに。ええか、そんな昔みたいに若ないのやでもう。
ちょっとゆっくり構えたらどうや」
「オマエ、医者と一緒のこと言うな。もう医者行かんでもええわ」
「何を言うてますねん。お医者さんのお陰で毎晩飲めるんやで感謝せなあきません。ええですか」
「わかった、わかった。おまえの言うとおりや。今日も感謝を込めて心にしみるヤツ、頼むわ」
「わかってます。今日は美味しいアテも用意してあります。飲みましょ、飲みまひょ」
「ホンマに医者いらん気がするけどな。気持ちの中までお見通しや」
新築平屋建て住宅
各種イベントに使用できるバンケットホール
株式会社辻󠄀工務店
059-226-2261
【年中無休】8:00~17:00
三重県津市大門28番13号