8月になりました。早いもので今年も7カ月が過ぎました。でもこの間、あまり良いことはなく目を覆うようなことが多かったように思います。これから始まるリオデジャネイロ五輪や高校野球ではメダル獲得や記録も大切ですが、スポーツマン・シップの素敵な爽やかなところを多く見たいものです。
今日1日は「朔日」(ついたち)と書き、今月の朔日は特に「八朔」(はっさく)と呼びます。この日、贈答をして祝う習慣があるのだと言います。「田の実」(たのみ)と呼んで稲の実りを祝う意味があるのだそうです。「たのみ祝い」とも言うそうです。また「憑」とも書きます。音読みでは「ひょう」、訓読みでは「たの・む」。主君へ太刀、馬、唐物などを贈り、主君からも物を返す習わしが鎌倉中期から武家の間で行われ。室町時代には幕府の重い儀式となり、憑(たのみ)総奉行を置いたそうです。また江戸時代、徳川家康が江戸入城したのが8月1日だったので元日と同じく重要な式日として諸大名は賛辞を述べ太刀献上をしたとあります。(以上、広辞苑より)現在「お中元」という贈答儀式もありますが、この「憑」(たのみ)と一つになって今残っているのかも知れませんね。最近では虚礼廃止とか言って少なくなりつつある「お中元」、「お歳暮」。本来、日ごろお世話になっている方に心からありがとうの意味で品物を贈ってお礼をするのは決して悪いことではないと思います。それに品物を買ってもらったお店も繁盛しますしね。「お中元」、「お歳暮」をされてみえなかった方、世知辛くて、あまり嬉しいことの少ない世相の今、お世話になった方にお礼の贈り物をしてちょっと優しい気持ちになって世界と国内のスポーツの祭典を楽しんではいかがでしょう。あっ、これから贈るなら「お中元」ではなく、8月7日がもう立秋ですから「残暑お見舞い」でね。余計なお世話だったらすみません。
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