本物の顔が見たい！

　来週はもう10月に入ります。相変わらず新型コロナウイルスは感染拡大を続けています。これから気温が下がりインフルエンザの季節が来ると大変だと言います。何でも初期症状がコロナはインフルエンザとよく似ていて診断を誤り、手当てが遅れると重症化することがあるのだそうです。更に東京も含めた全国的なGo To　トラベルが始まり、日本中の人の行き来が始まります。これから大丈夫なのでしょうか。本当に感染予防と経済早期回復の両立は難しいものだと思います。
　今年はコロナ感染防止の一環で秋の風物詩「津まつり」も中止です。ここでもweb上で祭を見ることはできるようですが、私にとって祭は、山車が練り、笛や太鼓の音が交差し、たくさんの人出での賑わいがないと物足りません。祭の後、アスファルト舗装の道路に付いた山車の鐵輪の跡は朝の散歩を一層楽しいものにしてくれますが見ることはできません。
　感染拡大から自粛へ、緊急事態宣言の発出から解除に、またまた感染拡大でお盆の帰省も足止めでした。割引など金銭的なメリット満載の政府の諸施策も昨日のテレビで言っていましたが、国民の半数が「感染が怖いので利用しない」と言っているとか。新型コロナウイルス感染拡大後初めて「アビガン」が症状改善に有効な薬として申請されましたがまだまだです。感染予防に務めなくてはいけませんが、それでも感染した場合のことを思うとなかなか今までどおりには活動できないのが実情です。
　3か月先には年末年始の帰省が控えています。あと何回子供たちの顔を見ることができるだろうかと考えてみえるお年寄りも多いと思います。webではなくてリアルに会うことができた喜びいっぱいの笑顔が、日本中で見ることができるようになる日が早く来ることを祈ります。年末年始にお年寄りを囲んで一杯やるのはいいもんです。またカミさんが言ってます。「あんたも囲まれる方だよ！」ってね。
　今晩は一杯飲みの予行演習でもしますかね。あっ、今はリハーサルって言うんですね。