昨日、独立行政法人日本原子力研究開発機構東濃地科学センター瑞浪超深地層研究所に行く機会を得ました。厳めしい難しそうな名前の研究所ですが、原子力発電で出た放射性のあるゴミを安全に処分するために地下の環境や地下深くでどのような現象が起こっているのかを研究しているところです。この研究所で概要説明を聞いた後、実際に掘られている立坑に入れていただきエレベーターで地下300mまで下りました。現在は地下500mあたりまで掘られているようですが私たちは300mまで。このあたりの地質は花崗岩質で亀裂からは地下水が出ています。水はどちらかというとぬるま湯の感じ。「キャァー、冷たい」という感じは全くありません。この穴の中ではいろいろな研究がされているようです。近くの断層の動きや地下水の動き、また地下水の中の微生物の研究等です。驚いたのはこの研
究所の近くを震源とする地震(確か震度4と言われたと思います)が起こった時、地下では全くと言っていいほど揺れを感じなかったそうです。地上に戻って研究所の方と質疑応答をさせていただきました。ここが放射性ゴミの処分場でも、その候補地でもないことは十分理解できました。今後原発は動かないとしても既に放射性ゴミはあるわけです。放射性が衰えるまでには何万年もかかると言います。このゴミの処分というか監視を真剣に考えないと人間は日本という、いや地球というトイレの無い家に住むことになります。
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