相変わらず

　気が付けば昨日は御用納めでした。いやあ、瞬く間に今年もあと二日。2022年（令和4年）はどのようなことがあったのか振り返ってみました。令和4年が明けて直ぐは北京冬季五輪でした。東京五輪が1年遅れて開催されたため、東京北京と五輪が続けて開催されました。日本も最多のメダルで沸きました。中でもスノーボードの平野選手の金メダル。これは2回目の滑りで観客全員がこれはトップの得点と思った出来栄えだったのに評価されず、観客からもブーイングが起こりました。平野選手は淡々と3回目の滑りに。この滑りは2回目をさらに上回る最高の、これ以上ない、人の限界を超えるようなものでした。流石の審判もこれには何も言えなかったでしょう。最高得点でした。盟友のホワイト選手も駆け寄って大祝福でした。いい場面でした。
　五輪が閉幕して直ぐ、ロシアがウクライナに侵攻しました。戦争です。いまだに続いています。これについては早く終わって欲しいだけです。私たちの近くでも花火のように危険なものを打ち上げる国、自分と敵対（？）する国の議員が、自分のものにしたい国を訪ねたら、軍事力で威嚇する国があります。酷いものです。ウクライナや私たちの周り以外の世界のあちらこちらで分断や紛争が起きています。何とかならないのでしょうか。そうエリザベス英女王の国葬もありました。国葬と言えば国内では安倍元首相が銃撃され亡くなりました。参議院選挙活動の最中のことでこのような事件が起きるなどとは思ってもみませんでした。怖い世の中になったものです。これはいいニュースですが、日本代表が大活躍したサッカーW杯は36年ぶりのアルゼンチン優勝で、久し振りに寝不足の日本人が増える程盛り上がって幕を閉じました。
　いろいろなことがありましたが、政治の世界は相変わらずですね。10月から大臣が4人も入れ替るというのは不安定の何物でもないです。それも何とか教会だの、後先を考えない発言、お金の問題等全くこれまでと変わりません。変わらないというより進歩進化していません。これに対し野党も声高に言うのは不祥事や醜聞ばかり。むしろ後退かもしれません。私たちは外に出たら何が起きるかわからないし、コロナもまだまだ。政治家を頼りに慎ましやかに生きていると、信じていた大臣はいつの間にか交代。動かなくても襲ってくるのは値上げ。こちらは根を上げてしまいそうです。様々なことが起きての浮世ですが、もう少しニコっと出来る話や事件を増やしたいものです。
　何とか令和4年もここまでやって来ました。自分の労をねぎらうために密かに仕舞ってあったワインを出してきていただきましょう。明日からの掃除に備えて。えっ、飲むのは掃除が終わってからですって？　その分は別にちゃんと用意してありますので大丈夫です。奥の方から「今日はあたしも飲むよ～！」って声が聞こえてきました。一人静かにという訳にはいかないようです。こっちも相変わらずでした。
　今年もお付き合いいただきましてありがとうございました。来年も頑張って書こうと思います。よろしくお願いいたします。どうぞよいお年をお迎えください。