先月末に三遊亭円楽さん、今月初めにアントニオ猪木さんと続いて亡くなりました。二人共70歳代。早過ぎます。そして二人共独自の個性的な行動言動で生涯を貫かれた気がします。円楽さんは「なんか憎めない悪役」、猪木さんは「元気ですか!」って、元気の一転張り。私も「元気」は大切と思います。猪木さんが国会で大きな声で「元気ですか」ってやると、議長に「議員さんによっては、大きな声は身体に悪い人もいるかもしれませんので」とたしなめられたと言います。ご冥福をお祈りいたします。
昭和の時代の有名著名な方がどんどん亡くなっていきます。最も昭和という時代が長かったせいもあります。テレビはカラー定着、電話で文字が送れるファクスの普及、同様に携帯普及で固定電話減少。自動車はエンジンとモーターを使うハイブリッドです。世の中も変わったものです。挙句に気候まで変わってしまいました。毎年春の短い、夏の長い一年になりました。温暖化と言われます。雨が降れば大量の雨が長く降り続き、台風は日本に近いところで発生、そして大きく発達。先月の台風14号は「今までに経験したことがない」と前置き付の勢力でした。
昭和から平成、そして令和と時代が変わりました。そして変化の速度は年々速くなっている気がします。人はその速さについていけなくなっていると感じます。最近は減りましたが、会議での携帯電話は今でも鳴ります。これなどは可愛いものです。それより社会生活における人のマナーです。例えば、あおり運転や自分の方を向いてくれなかったと起こす殺傷事件など、こんなに悪くなったのかと落胆します。これはマナーの問題です。ルールではありません。自分だけ良ければよし。思い通りにならないと気が済まない社会です。
先日イノベーション(技術革新)研究者の話を聞きました。その方は経済活動と同時に社会活動の大切さを話されました。同感です。話を聞いていて、人は数字や文字で表されたものにしか反応できなくり、自分の頭の中で「イメージ」できない。考えなくても良くなったのです。マニュアル化です。数字を上げれば褒められ、出世し、周りはチヤホヤ。大金持ちになれば何でもできる。数字だけが大事になってしまった。これでは人が考えることは限られます。自分や自分の居る場所が潤えばいいのです。どこかの大統領のように自分から隣国に攻め込み、人を殺し、まちを壊して、「解放」してやった。このような人が現実に現れてしまいました。人ではない気がします。他にも現れそうです。怖いことです。人間を全く感じません。人類も末期的な状況ですかね。
こういう時は心のこもった手で作られた美味しいワインでもいただいて、残された時間をどのように過ごすか考えてみるのもよいかも知れません。
「あんた、何をゴソゴソやってるん!。お酒やったらもう無いで」。
「そんなこと言わんと出してえな、お願い」。
……「しゃーないな」。
やっぱりいい奥さんを持つと幸せです。「ウヮッ、言うてもた!」
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